始まりはありがちな夢 箱庭に映し出される 銀幕の英雄に 憧れてた 皆いつも幸せそうに 楽園の話をしてる こんな日がずっと 続けば良いなと 純粋に 想ってた けれど世間は面倒で 少しだけ大人びた頃 ある事に気がついたんだ この世には倒すべき敵がいると 皆が得た真の果実を 一人だけ貪っている 同意したはずの 枠組の中で そうだ僕はヒーローになる もっと幸せになれるステージへ ハーメルンが鳴らす 笛の音の様に 気の置けない同胞達と 火炎瓶を投げつけていた 選ばれし者の 恍惚感の中で 純粋に 信じてた けれど世間は残酷で 白銀のスノーゲレンデ 猛獣の声が聴こえる 自然はこの星のものだから そんな話題で 語り合って 修羅場を超えた 仲間達が 総括の名の下に 変わり果てた姿になった みんなどこか狂い始めた 不意に自由を求め逃げ出した 紅色にこの地が穢される前に もう誰も何も知らない 僕は居場所が欲しかっただけ ちっぽけなプライドが 必要な言い訳を 変わり果てた街並みの中 曖昧な青空を見た この手にはもう何も残されてない 今縋ることが出来るのは 飼われながら泣き喚くだけ せめて輝きの下で終わりたい
