コンビニに向かう足取りは重く レジ横のホットスナックを 横目におにぎり一つ 雨音が響く高架下歩く フラついた体とは裏腹 軽快に心は晴れ模様 未来に望みを掲げた 数だけ空き缶が並ぶ 大きく広がる夢と胃袋に 豚骨らーめん 別々の場所で同じ時を過ごして 何度も生まれ変わって 今出会ったのは 偶然必然運命ではなく きっかけはきっとあの 日手にとったおにぎりが 鮭じゃなくいくらを選んだ僕の ちょっとした気まぐれかもね そんな日々を過ごして今日も傘を 差し歩く コンビニに向かう足取りは軽く レジ横のアイスコーヒーを レギュラー片手に一つ コインランドリーの香りは優しく 聞こえてきた会話は二度見する 程中身がない いつだって在るものが全て いつだってないものは欲しい 発泡酒じゃなくて君と キンキンに冷えた生ビール 同じ景色を見たって別々のことを 感じる 腹筋が 捩れるくらいツボにハマったら それこそ奇跡の一致 きっかけはきっとあの 日手にとったおにぎりが 鮭じゃなくいくらを選んだ僕の ちょっとした気まぐれかもね そんな日々を過ごして今日も 傘をなくしてる 明日は鮭を 買おうかななんてくすりと笑った コンビニに向かう 雨音は響く 見上げたあの空とは裏腹 軽快に心は晴れ模様