あなたはいつも過ぎたことを 忘れたころに話してくるの つまらないことくだらない話も 面白いふりをして聞いてたけど 吸って吐いて煙巻いて 忘れてた匂いがして ちょっと待ってとつぶやいて 立ち止まるあなた ずっと前に恋に落ちて ちゃんと最後は灰になって 三回目の春が訪れたの そういえばさ二人出会った日も 今日みたいなさ雲が空を覆う夜で ずっと本当に言いたいことは 煙に隠れて しまうんだろうな 昔の話はどうでもいいと さえぎることで日々を繋ぎ 黙った空気の何気ないキスが 嫌いで仕方ないのよ 私ってまるで二本目のたばこみたい ついでだけどないと物足りない それくらいだった とめどない夜は二人 抱き合ってしまえば救われるのかな ただ少しだけ 前向けばあなたはいないのかな まだこのままでいたい そういえばさ二人別れた日も 今日みたいなさ雲が空を覆う夜で ちゃんと今日はさ言おうと 思っていたのにな また忘れてしまった
