Track by海の上のプールサイド
あの子を乗せた 青い馬が走る 音もなく静かに たてがみを揺らして あの子は馬の背中におでこをつけて 瞳を閉じている まつ毛が重たく濡れている 空と地上の境目がわからないような 夜を駆けていく 春に溶ける雪のように 儚いものだよ あの子を乗せた 青い 青い馬が走る 月が夜空を照らして 雲がふたつに分かれていく あの間を 君は行くのだろう 見えなくなってしまうのだろう そして戻ることはないのだろう あの子を乗せて 青い馬が走る