ひとりぼっちの鏡の中の世界 いつも見ていたそこはまるで 夢のよう まだ遠くの方で声がする不安 ハートの形のティーカップを カタコトいわせ そっと熱い紅茶を注ぎながら 溜息と蒸気に包まれる 雨上がりにふわり溶けて繋がった 小道が 瞬く間に光浴びてキラキラと輝く そんな風にこの世界は今日も 素敵だから ためしてみる秋の空へヒラヒラと 羽ばたく きっと憂いの中 退屈 憂鬱 思い出さえない夏 元気がない少女に問いかけて 互いに同じ顔で見つめ合う 花びら散る土の上でしぼんでた蟷螂 草の棘に切り裂かれてもがいてた 羽蟻 暮れに滲む 蒼い空に蝶々たちがゆらり 紅く染まる風に乗ってちらちらと 飛び行く ずっと夢見るまま 雨上がりにふわり溶けて繋がった 小道が 瞬く間に光浴びてキラキラと輝く そんな風にこの世界はとてもも 素敵だから ためしてみる秋の空へヒラヒラと 羽ばたく ずっと憂いの中