新しい風を肩にまとって 古い荷物は全て脱ぎ捨てて 掴んだその手が こぼれ落ちても 何度でも 立ち上がれ 自分の一歩で 長いトンネル抜け出して 瞳に映ったものは 見慣れないものに包まれた 誰一人知らぬ境地 新しい街に飛び込んだ 側から見たら僕は 仮面を深く被っている 仮初の姿だ 荒れ果てた荒野に 一人きりの僕 見上げた空はいつものように いつでも探してた 自分でいられる その場所と時間を 新しい風を肩にまとって 古い荷物は全て脱ぎ捨てて 掴んだその手が こぼれ落ちても 何度でも 立ち上がれ 自分の一歩で 霧がかった隙間から 光が差し込んでる 風光る今この季節とは 真逆なほどに寒く 黄昏の街でうずくまってる僕 理想の自分を探していた 涙が行くてを阻んでただ 立ち尽くすことだけだった 新しい風を肩にまとって 古い荷物は全て脱ぎ捨てて 心の涙が枯れてしまっても がむしゃらに 突き進め 自分の一手で 長いトンネル抜け出して 瞳に映ったものは 仮面を着けた自分でもない あの蒼天の空だ