正しいことなら 記号のように優しい 瞳に溶けて 薄くなればいいのにね なかなか冷めない夢の中で見ている 瞼越しに遠ざかる 透明な風景を愛している 全ては普通になること ゆれたあなたの柔い手首が 音もたてずに! ふれてはじめて息をした 笑っている 君のことを 眺めている たいらかな音楽を愛している いつかは終わりがくるけど ゆれたあなたの長いまつげは 「他の誰かに 見せないで!」 ふれてはじめて 光をみた 笑っている 君のことを 眺めている あなたが言う 満ちて欠ける言葉が 愛だと今ならわかるのさ