下手くそな口笛をのせて 屋根をそっと撫でる風 Yシャツに袖を通す頃 虫たちも恋をする 「電車のおしりが好きなの」 無邪気に笑う君がいい いつかはやってくる別れに 慣れたつもりでいたのに しみのあるカーテン 増えすぎた傘 ちょっとだらしない所も可愛いね さようなら あたらしい街へ 生活の中の小さな宇宙 君と過ごした愛しい日々 僕はずっと忘れないから 待ち受け画面にしてた 檸檬色した子猫 僕のせいで飼えなくてごめん いつか飼えるといいなあ 湯気の向こうで揺れるピアス 4年が経ってなんだか綺麗になった さようなら あたらしい人と 出会って素敵な恋をしてね 忘れたいことは置いてけよ 他人に優しく自分に丁寧に さようなら あたらしい街へ 宇宙の中の小さな生活 君と過ごした愛しい日々 僕はずっと忘れないから ららら 僕はずっとここにいるから