歩けたのは 灯り 見えたから 淀んだブルーが オレンジに変わるように 海岸の朝 二人 眺めていた ずっと こんな日々が続いたらいいな なんて 抱き合ったまま 溺れ続けた 箱の外なら生きられると思った 薄明の空 枯れていたあの花 名前付けたのは いつの事だった ねえ 雨はきっと止まないなんて 笑い合ったね いつか 灰になってしまえば こんな記憶も薄れる きっと 間違ったまま 求め続けた 箱の外から何を見た 見たのかな 抱き合ったまま 溺れ続けた 箱の外なら生きられると思っていた 間違ったまま 求め続けた 箱の外には何も無かった