君を、君を、僕は見ているよ 辛いよ、辛いよと、喚き散らす君を 何もせず、触れもできず、 もがき苦しむ様を眺め、 少しだけ手を伸ばしている 救いって何だろう 幸せって何だろう 飴を差し出すことは、 幸せにすることですか 手を差し伸べるとは、 どうすることなんだろうか 頭がらせん描いて、 グリュウウウって うやむやなまま ただ君の痛みが光っていて それを見た僕が光ったんだ 本当は君の心に触れたい でも切り離されたくないんだ 君の心に、心に触れたいのに 切り離されたくないから だから、君を、僕は見ているよ ずっと、ずっと、もがき止むまで