昼下がり 私の計画は 萎びた理科室その部屋で 放課後のカビ腐った エタノールが鼓を打った あいつの錆びた机の中に私は灯油を 塗りたくった 明日火を使った理科中に 萎びかけたマッチの先から 奴の人体へ 火達磨が空想科学で終わる前に さりげなくランプを零すのさ 不注意みたいな面をしながら 死ぬまで 死ぬまで 好きだよ 死ぬまで 祀り上げられてよ 発火!発火!発火!発火! 発火!発火!発火!発火! 発火!発火!発火!発火! 発火!発火!発火! 気付けば私の身体は殆ど焼け 落ちていた そんな空想に一人耽るのでした