枯れた花を手向けたまま 夕立に打たれて 崩れて 鈍い目を晒せ (狂乱の宴はゆらゆら消えてって) 今電車に揺られて 重い頭 けだるい 今にも倒れそう おぼつかない足元 寂しげな首元 せわしない人々 動かない手足 しゃがんだ目線は そう宙を泳いで 携帯を握りしめたその手は 何かに祈ってる まるで偶像崇拝 曖昧な表現の その先を見てみたかった 枯れた花を手向けたまま 夕立に打たれて 溺れて 知らない町へ (でも僕らには今夜しかないんだ) 頭打ちの才能鳴らして 出れない部屋 頭ん中 昔のアカウント 過去なんて遡れないよな 知らない間に失くしたピアスは あなたがあけた 思い出にいたはずだった ネットの海は窮屈で そこにあるのだけが正義だ もうすぐ僕らの最終電車が 空の人生そのまんま ぶんなげて憂鬱壊滅 うるさい町へ (でも僕らには今夜しかないんだ) 頭打ちのアルコール流して 枯れた花を手向けたまま 夕立に打たれて 崩れて 鈍い目を晒せ (狂乱の宴はゆらゆら消えてって) 枯れた花を手向けたまま 夕立に打たれて 溺れて 知らない町へ (でも僕らには今夜しかないんだ) 頭打ちの才能鳴らして