いつからだろう 藍色の空 見上げなくなったのは いつからだろう きみを照らす月を見なくなったのは いつからだろう きみを引き止めなくなったのは いつからだろう 素直に伝えられなくなったのは いつからだろう またねと手を振り ハンドルを握った オレンジ色 黄昏 空の真ん中 ぽつんとさみしそうに手を振り返す きみの影がミラーの中 吸い込まれてく 髪の匂いがなくなるまで 抱きしめていたかった 口紅の色が消えるまで キスしたかった もう逢えないのかな?って呟いたら ぽとりと落ちたひとしずく 涙の合図で降り出す雨 ひとりじめしたかった 誰にも触れさせたくなかった でも 恋だって言えなかった オトナになったフリをしていたんだ 次はいつ逢えるかな? ぼくについたきみのしるしと 白紙のカレンダー 逢いたいな 逢いたいよ いつからだろう きみをこんなに好きになったのは いつからだろう きみのことしか見えなくなったのは いつからだろう こんなに胸が苦しくなったのは いつからだろう 淡い恋が深い愛に変わっていくのは いつからだろう 逢いたいな 逢いたいよ 逢いたいな