平等で不平等な 時間と言う名の病だ そんなもの抱えて僕は 呼吸し続けた 時よ 止まってくれないか 消えて しまいそうなほど 壊れそうだ 形のない痛みは 僕の生命を証明した 痛くて、痛くて、痛くて それでも、ああ 構わないから 流れ星のような 一瞬の輝きでも 見つけて 光る星も 揺れる花も 終わりを知らないんだ 自分自身が主役で 盛者必衰なんて知らない 太陽のように眩い光で 忘れたくない記憶も 消えてしまうものだから 描いて、描いて、描いて 心の中 染め続けて 指先で触れた 優しい思い出だけ 消えないで 消えないで 緋色の灯火よ ああ、暗い 暗い 暗い 世界でも照らして 時に囚われた 今を生きているんだ 傷だらけになったって 構わない 形のない痛みは 僕の生命を証明した 痛くて、痛くて、痛くて それでも、ああ 生きてたんだ 時間と言う名の病は 美しい 僕らを描く 終わりへ、終わりへ、終わりへ 向かってゆく 生命だから 息をし続けて 静かに輝くだけ ああ、つらい つらい つらい この世界で 生きて行くから 見つけて