暗がりの中差し込む光の糸を ずっと束ねて この両手で 抱き締めていたいよ 縋るのならば サヨナラなんて言わせない いらないよ これ以外はなにも たとえば世界 変えたいだとか 身に余る幸福とか 僕は欲しがっちゃいないんだ ただこの場所で 歌いたいだけ それ以外求めないさ そんなだいそれたこと、なんてさ なんにもできないのね、なんて 言われて気付くくらいには 僕にできることは一握りで 大抵は手のひらから簡単に 零れ落ちてくばかり もう消えてしまった flashlight 掴んでおけばよかった too late いつだって自分が 歩いてないほうの道は 眩しく見えてしまうんだ でもこの道が正しいんだって だから選んだんだって 示したいから 暗がりの底轟く雷鳴のように そっと重ねて この両手で 受け止めていたいよ 祈るのならば サヨナラなんて言わせない いらないよこれ以外はなにも たとえば未来 変えたいだとか 法外な裕福とか 僕は欲しがっちゃいないのさ ただこの場所で 歌えるのなら それ以外求めないよ そんなだいそれたこと、なんて… 夢にまで見た絶景 やっと手にしたはずの光景 あれ、でもなにか足りないな 抜け落ちた感情はどこかに yeah 走り続けることに必死で その理由さえも置き去りにして 辿り着く場所にはthere’s nothing どこへ行くのさ And that's why I need you 振り返って You picked up a piece of me 宝物さ ずっとずっとそばにいて くれたんだね なんてやつだ僕は 返せるものが あるとすればこの歌だけ 朝焼けの淵たなびく時つ風の音 ぎゅっと結んで この両手を離さないでいてよ 叶うのならば サヨナラなんて言わせない 言わせたりしない 暗がりの中差し込む光の糸を ずっと束ねて この両手で 抱き締めていたいよ 縋るのならば サヨナラなんて言わせない いらないよ これ以外はなにも たとえば君を 変えたいだとか 出来もしない約束とか 僕は欲しがっちゃいないんだ ただこの場所で 歌い続けたい それ以外必要ないさ そんなだいそれたこと!