すべてを見透かしたような 止り木からの微笑 長い眠りから醒めて ゆめうつつの調べ 凍える身なり つれない惑星 途方に暮れる 不意の始まり ひとりぼっちの旅 夢の中で見た夢の 僕らなら上手く踊れた 砂の上の城から そろそろ出て行く頃か 気高い天井画に 惚れ惚れとしてる間に すれ違った人は あなただったのかも 手を伸ばしても 触れられないのは 手を伸ばしても 届かぬ距離だから 夢の中で見た夢の 繋ぎ目を見失い ひとりきりのダンスで 移ろう季節を往く 夢の中で見た夢の 僕らなら上手く踊れた 砂の上の城から そろそろ出て行く頃か すべてを見透かしたような 止り木からの微笑 まぶしさに目が眩んだなら おとぎ話はここまで