夜に混じるさみしさの予感 不意打ち流れる雨粒もいつもどおり 街が目覚める頃に帰ります 与えてばかりの君はいま 眠りに落ちて 真夏の夜にくちなしは香り あの日を思い出さないでいられる 術など 僕は知らない 神様だけに分からない憂鬱 昨日の忙しさもどうにも 抜けてないが ヨーグルトより少しだけ甘く 不真面目な僕のひたむきな日々が 溶け出す 真夏の夜に体を預けて 風のゆく先この眼で見届けたいの 真夏の夜に聴きなれた歌で ほどけた心の奥が痛み出すから 明日君に会いたくなった 時が過ぎて大人になって ふり返る時、 君のそばにいられますように