空回って飛び出した 誰もいない夜の街 一人ぼっち泳ぐんだ 暗闇に溶けてく 自分勝手 わかってる でもどうしようもないほど 焦るんだ 怖いんだ 光消えてしまうのが どうしてここにいるんだっけ 何を探していたんだっけ それは自販機でもコンビニでも 売ってないみたいだ 温かい理想と冷たい現実(リアル) もらったものがポケットにある 遠回りしたけど帰るべき場所へ 月と手をつないで帰ろう 「おかえり」って笑ってくれた君に 迷子の私を見つけてくれた君に ちゃんと言えていない言葉 当たり前なんて思わないで 返事をしなきゃな 「ただいま」って 未完成のまま放り出した 机の上のノートブック 正しい言葉がわかんないや 私の語彙力じゃ どれだけ捻ったって 上手く言ったって これじゃ全然全然全然ダメなんだ もう少し時間もらっていい? どこから歩いて来たんだっけ どこへ向かっているんだっけ それはスマホにも先生にも わからないみたいだ 消せない過去と見えない未来 ウジウジしてる自分がキライ ただひとつ言える 今はこの場所が 世界中で一番好きなんだ あの月の温度より 私の体はきっと冷たいけど いつか照らせるといいな 君が迷うとき 凍えたとき 手をつなぐように 温めるように 「おかえり」って笑ってくれた君に 同じ夜を過ごしてくれた君に ちゃんと言えていない言葉 今さらだなんて思わないで この歌にのせて伝えるよ 「ただいま」って 届けるよ 「ありがとう」って