ドア閉める音で始まるの、 ヒール脱ぐより先に 熱が走る 乾いた喉にキスじゃなく 指先で温度を確かめて 「言わなくていい」って目で言って ベッドのシワが 秒で乱れる 鍵はいつもこっちが回す 欲望ってそういうもんでしょ? 濡れたままの言葉、噛んで 音とリズムで覚えた動き 痛いの、好きなの?って 聞く前にわかるじゃん この呼吸 愛されたいんじゃなくて、 気持ちいいって顔が欲しいの 鏡に映る 私が全部 あなたが溺れてる横顔 冷めた目で見てるこの感じ わかってる わたし今 最高にえっちだわ 今日はどこから始めよっか 首筋? それとも下から先? 想像してごらん、指が描くのは 欲望の地図じゃなく 勝者の印 照れたフリは 演出で 痛みと快感の境目で 名前も愛も忘れるくらい 欲しがるだけのモードになる 爪を立てるタイミングとか 腰を返す速さのグルーヴとか 覚えたの、全部私だけで 教えてない 誰にも、ね? 優しさが冷めるから 少し乱暴なくらいが好き 終わる頃にはまた 君が“飼いならされる 側”だってこと 身体が熱で溶けてゆく 言葉はもう 邪魔になるだけ だってほら、こんなに… ねぇ、それもえっちだわ 夜が明けても 私は冷めない 光の中でも続けられる 後悔と快楽のグラスを 一気に煽って 笑ってやるの 嘘でもいいの、欲しがって 全部こっちがリードするから あなたの奥に沈むとき 「愛してる」より響く声で 快楽に溺れる私は やっぱ、えっちだわ
