海岸通り 進む列車に 波打つ景色は 遠ざかってく 聞こえてるよ 君と同じように 15年前の文学は そうさ。新しくなって 帰って来たんだ 見慣れない名前の 駅で降りて 景色と音が 混ざり合って あまり聴いていなかった唄も 君が口ずさむから 余計に好きになって しまったみたいだ 揺れる 青く染まる 線の上で 響き渡っていて 僕らを連れ出して 次の駅まで想像 加速して 憂だ事も 忘れ去って しまうくらいの スピードで 波風も追い越して 次の街まで ずっと繋いでいて 君の眼に映る その先の未来の絵 海のように広がる 夢の上のレールで 数年前の性格じゃ なんか虚しくなって 居たんじゃないか? 見知らぬままで 生きていたって それはそれで良いって 見過ごせない 今この時間と この場所にいる事さえも 奇跡だって思えるよ 過ぎる木々を くぐり抜けた先に 過ぎるいつか見た 微笑むメモリー 聞こえてくる 踏切ベルの音に 重ねてゆくメモリー 揺れる 青く染まる 線の上で 響き渡っていて 僕らを連れ出して 次に待つ希望 目指し、加速して 暮れる 赤く染まる 向こうで光が 僕を照らし出して 繰り 返して 通過して 最初の駅まで想像 思い出して 憂だ事も 忘れ去って しまうくらいに 覚えてるよ 涙が滲み出して 次の街まで ずっと繋いでいて その音符に包まれて 走り終えるまで ずっと繋いでいて 君の眼に映る その先の未来の絵 海のように広がる 夢の上のレールで 君の眼に映る その先の未来の絵 海のように広がる 夢の上のレールで