もしも君が少しでも願うなら 夜更けの 最後にひとつひとつあげたい 柔らかなとこを触るたび こわくなるのだ 壊さないように バランスが崩れる瞬間は いつも呆気なくて くだらなくて こんなに美しいのに 僕らはこんなに美しいのに 明日のことさえ不確かで いつも教えられないままで どうか安心してほしいよ 心置きなく信じていいよ 子守り歌あげる 寝息を撫でるように そっと守れたなら、ららら ずっと覚えていて いつも君の味方 「こんなに美しいのに ねぇ、僕らは」 躊躇なく進む日々は外側で カーテン超える光で生き延びて 平然と暮すいつか果てるまで 絶望のなかで確かな記憶 鮮やかな白が街を平らげて 春の匂いで充満していく 柔らかな肌色の温度に 空想のなかで確かに触れたの 僕らが欲しいものは誰も奪えない これ以上の意味は物語りのなかに 僕らが欲しいものは誰も奪えない これ以上の意味は物語りのなかで