マフラーもいらなくなって 褪せた毛先が揺れている 季節の軋む音が そっと僕の胸を急かす 「また明日」ってのは 魔法じゃないんだね 思い出になんてしないで ただ一人ずっと君がいいな 足跡辿るように思い出してる さよならの先を歩きたくない 1秒でも長くそばにいて ぎこちなく思えてた 距離も名前を呼ぶ声も 取り囲む全部 最後を帯びて 忘れないよ 待っているよ 「またいつか」ってのは 約束だっけ? 笑顔の君が手を振る ただ一人ずっと君がいいな 物語のラストは白紙だけど さよならにピントが合わないうちに 1秒でも長く映っていて 夏の夜に爆ぜた丸い火花 喉の奥で鳴り続けてるんだ 吐き出せも飲み込めもしないで ただ一人ずっと君がいいんだ 初めて話した日が笑いかけてる さよならの意味を分かりたくない 1秒でも長くそばにいて
