悲しいだれかの声がきこえたら わたしの胸は疼く それでも瞳を閉じてしまったら こころの海は渇いていく 愛されたいと願うときには 名もない花を 愛しましょう flora ここから 一緒にゆこう わたしと あたらしい船をだす いつかはだれもが塵になるとしても どこかでまた出会うわ いまでもあなたが好きよ さみしくはないわ あなたの海はひろいから はるか彼方で 波がさわぐときは なにができるの いまのわたし flora ここから 空に唄おう わたしと ゆこう 旅はここから 今からでも遅すぎることはない 花のひとひら 雲のはざまに 浮かんで消えて あの子のもとへ flora ここから まあたらしい世界へ ゆこう そうよ今から 旅に出ようよ 水平線を 地平をこえて しらないだれかのために