ドアノブの音が聞こえた午前6時 今までで一番長い長い夜だった おかえり今日は遅かったのね あぁ本当に困った上司でさ 何気ない顔であなた言うけれど 私が知らないと思ってるの 隠さないでよ だらしがないわ 私はあなたのなんなの もう許さないわ 脱ぎ捨てられたシャツ 落ちたベルト 髪を洗う男のシルエット あなたが逢瀬を交わしてた時 まさか私を忘れたわけじゃ 洗濯をしてても 食器を洗っていても ふとよぎる景色 強く柄を握る包丁 何気ない顔であなた言うけれど 私が知らないと思ってるの 隠さないでよ だらしがないわ 私はあなたのなんなの 何気ない顔であなた言うけれど 私が知らないと思ってるの 隠さないでよ だらしがないわ 私はあなたのなんなの もう許さないわ