闇に漂う カーテンの向こう ビル群に雨雲 滲む明かりと 捨て去ったはずの 明日への希望を 思い出さぬよう 瞼を下ろそう ゆらゆらゆら ゆれるだけ ふらふらふら 流されて 夜の海月 波に身をまかせ 漂うだけ 「いいよそれで」 なんて嘘だって言えたなら 闇に漂う 肌寒い風と 騒がしい心音 耳を塞ごう ゆらゆらゆら ゆれるだけ ふらふらふら 行方不明 夜の海月 心の中だけ 月になって 「いいよこれで」 そう言える日まで漂って ゆらゆらゆら ふらふらふら 夜の海月 波に身をまかせ 漂うだけ 「いいよそれで」 なんて嘘だって言えたなら 夜の海月 心の中だけ 月になって 「いいよこれで」 そう言える日まで波に流さないで