嬉しい日に変えてゆく 君が起きる前に 「 アタシ朝を待ち焦がれて 淡い淡い夢をみるわ 」 二日で書いた物語は 呪と朝のお話で 琥珀 瑪瑙 ラピスラズリ 「 ほしい! きれい! 」 散りばめてさ 日々は恋のよう アラベスク 素数 四千年前の律を 手のひらでつかまえた 「 みせて 」「 いいよ 」 ほら お前に似てる 君を寝かした物語は 深い闇におりる話 懐柔する眼マントルを抜け いま核に触れてみるよ 「 アタシ恋したの いつもそれを謡ってゆける 」 四季をひとまわり 「 見てな! 」 これが陰と陽の術さ 嬉しい日に変えていこう 君はまだ目覚めない もうすぐ青が白んでゆく 朝が 朝が ほら 太陽が