猿の手

歌詞

空中浮遊するような感覚 ゆらり、ふわり、ゆれる アンテナは灰になって 夜の淵、舞った ゆらり、ふわり、 消える 乖離症状がやけにひどいな 夏の終わりに、ゆれる 蜃気楼越しに見えたその手を 気づけば 明日を 跨いでいた 鉄塔の影も鮮やかな朱に染まった 咲いて 朽ちる 記憶 水平線は揺れることやめない 例えば あの子の スカートのようで 揺れる、想いの涯はまだ見えないわ 伸ばした手を払ったのは誰？ 掴みあぐねた未来を 想像して 泣いている 遥か遠くで瞬く その手に触れたい こぼれ落ちていく 願いの尻尾に縋っている その手を伸ばしている まだ遥か遠くへと その手を先へと伸ばせ 掴みあぐねた未来を 想像して 泣いている 遥か遠くで瞬く その手に触れたい こぼれ落ちていく 願いの尻尾を 追いかけている その手を伸ばしている、 まだ遥か遠くへと 空中浮遊するような感覚 ゆらり、ふわり、揺れる アンテナは灰になって 夜の淵、舞った ゆらり、ふわり、消える