さよならの手が 宙に弧を描いた 「また会えるよね」 約束は言葉 大人になれば 慣れるでしょうか わたしを責付く 催花雨 ひらひらと ひらひらと落ちた花びらは 流れてく 流れてく 抗えもせず あふれだす あふれだす 涙そのまま 繰り返す 繰り返す 心の声で愛してると 届かなくても ずっと 想うよ 胸に閉じ込めて 鍵をかけてしまえば あなたへの愛を 永遠にできるのかな もう一度 会えるときには記憶が セピア色に褪せてしまっても 「そばにいるよ」 と伸ばした手のひら 握り返した 追憶の中 時間が経てば 消えるでしょうか ぬくもり求め 彷徨う 白々と 白々と 夜の片隅が 明けていく 明けていく 抗えもせず あふれだす あふれだす 涙そのまま 繰り返す 繰り返す 心の声で愛してると 届かなくても ずっと 想うよ セピアに染まっても 世界が忘れても ずっと あなたを想っていたい