今日も一日が始まる いつもの声で起こされる 目を開いたらそこには 小さい君たちの横顔 あと何年共に居られるのかな ふとそんな事を思う 「なんてことだ! 寝坊して怒った顔で 見つめられている」 ごめんよ 今日はおやつもたくさん 君にあげるから 本当は僕のエゴなんだ 一人で死ぬのは嫌だから 君たちと共にいるんだ 最低と罵ってくれよ 言葉を交わせられれば良いのに 君たちをもっと知りたい 神様どうか もう少し一緒に居させてください 僕は共に寿命を迎えたい ただそれだけなんだよ 一人じゃないよ 一緒にいるよ 「なんてことだ! こんなに散らかして、 いたずらんぼう達め」 そんな日々が愛おしくて また一日が過ぎる