ここには 花があって 風が吹いて 君がいた ときには 雨が降って 傘をさして でも君がいた 「明日は晴れるよ」って 理由もないのに 笑うから 鼓動が 胸を打って それだけで ただ嬉しくて いつしか 花が散って 時が経って もう君はいない 変わらない 風が吹いて 匂いがして でも君はいない 「明日は晴れるよ」って 笑えないのが 寂しくて 鼓動が 胸を刺して 思い出して ただ苦しくて 永い夜を 君と越えて 笑いあったこと 覚えてる 君の声が 君の熱が まだ 残っている ぼくらは 息を吸って それを吐いて いまここにいる ときには 悲しくって 空しくって ただ怯えてる 明日が来なくたって それでいい とか思うけど たしかに 息を吸って 胸が打って いまここにいる ここには 花があって 風が吹いて 君がいた たしかに この胸に 心をくれた 君がいた 「明日は晴れるよ」って 理由もないのに 笑うから 鼓動が 胸を打って それだけで それだけで それだけで