夜の片隅 ひとりきりで 見上げた光は まるで夢のよう どこまでも遠く どこまでも澄んで ただ静かに 夜を染めていた 指先でなぞる 記憶の欠片 届かないものばかり集めて そっと隠した心の奥に 名前のない痛みが滲む ねえ、どうして? 夜空はこんなに広いのに 私はどこにもいないみたいで ねえ、どうしたら? この胸に抱えた想いも 誰かに届く日がくるの? 追いかけるほど 霞んでいく 手を伸ばせば すり抜ける光 それでも何かを信じたくて ただ目を閉じて 風に問いかける もしもこの手に 小さな光 そっと宿せたなら どんなに儚くても 消さずにいたい ねえ、聞こえる? 私はここにいるんだって 静かな夜空に歌うよ ねえ、信じてる 小さくても輝けるなら 私のままで進んでみるよ 夜の片隅で 星を見上げた 私の中にも ひとつの光
