そう、僕は机の下で 君が奏でる音を拾う 言葉よりも多くのことが わかってくるのさ 回送バスは夢の中 甘い匂いを漏らしてゆく 終着場所のない旅路を 海の底から見上げている 降り注ぐ光の雨を 僕はずいぶん満たされてる ずっと前から こんな片隅のスキマで 君と僕は今日も踊っている いつでもどこへだって行けるさ 宙に吊られた檻の中と 机の下の海底が 繋がるほどのうたを描く 詩人になれたら 踊り疲れたあとには 僕もちょっとセンチメンタルさ ひとりきりになったばかりの 静かな海にじっとしてる 回送バスが迎えにくる あわてないでとドアをひらく 喜びに気泡が群れる 君が見下ろす街の景色 僕の仰ぐ水面の光 きっとどこかで繋がっている ずっと前から 宙に吊られた檻の中と 机の下の海底が 繋がるほどのうたを描く 詩人になれたら
