遠くに取り落とした過去が 波の中、海の中 飲まれたまま 遠くを取り戻した僕は 日々の中、意味の中を歩いていく 唐突に現れた後に 立ち止まることもせずかすめていく 一向に止まることはなく 過ぎることの中、確かめるように このままの温度で忘れずにいよう かわり映えない世界で 僕は変わってゆくよ小さな希望を 頼りに 誰の手も届かない 壊して、壊して、壊して、忘れる 壊して、壊して、壊して、忘れて 新しい洋服が馴染んでくように かわり映えない世界で 僕を見慣れてしまう 日がくるのだろうか 誰もまだ知らない 怯えてしまう夜は心を通わせ合えば 終わりを始め続けてその先で 会えるから 怯えてしまう夜は 心を通わせ合えば 終わりを始め続けて その先で会えるから
