夏の朝 揺れる風 光る街 僕は北の空を飛んでいた 泣いてる子 踏まれた花 怖い夢 僕は北の空を見ていた 悲しみと喜びが 同時に起こるこの世界で 繰り返されようとしてる また巻き戻ろうとしている 悲しみがあるのに 青空なんて 飛びたくなかったのに 翼なんて 付けてほしくなかったのに 今日もどこかで 灯火は消えたのに あの子の笑顔を 一瞬で奪ったんだ こんなセカイを 誰か変えてほしいよ 僕のこと誰か消してほしいんだ 朝の風 横目に 過ぎていく 僕が北の空を飛んでた テレビ画面 立ち上がる ひとの声 僕が北の空を見てた 誰もいないこの空の 裏側では また何かが 別れ始めようとしてる 戦う準備をしている 大切なもの守るため 自然の声が 人の争いが 僕等の居場所を 少しずつ奪っていく 君がいればそれでよかったのに ニュースはいつも 悲しいままだよ 僕がもう空を飛ばないように 君に託すよ 青空なんて 飛びたくなかったのに 翼なんて 付けてほしくなかったのに 今日もどこかで 灯火は消えたのに あの子の笑顔を 一瞬で奪ったんだ こんなセカイを誰か 変えてほしいよ 僕のこと誰か消してほしいんだ