Track by青木孝明
朝もやに濡れる 赤いゴンドラは はげおちた皮膚と 錆びた腕を きしませてまわる きみをのせて ぼくはベンチで 何もみてない ロンサムボーイ 生まれた ロンサムボーイ 時から 淋しさと 悲しみを知らないから コーヒーカップを 指でまわせば 幸福はすぐそこ 手がとどくさ きみを残して 消えたパパのことを ぼくは何ひとつ 知らないけど ロンサムボーイ 今さら ロンサムボーイ 昔を 思い出して 泣いてみても仕方がない