生暖かい空でした ふわりと香ってきました 触れたらやけちゃうような 火薬の匂い 胸に棲みついてしまった 平和を喰らう魔物も可愛くみえたよ やっと咲いたね 見上げれば夏の花 熱くてさわれないや このままどこヘ向かうか 風と一緒に落ちる影 照らされた君の頬 見失わないように まだバラバラじゃなきゃいいな この夜が終わりませんように 枯れてゆくのが怖くって つぼみのままでいたくって 君の声で聞こえたんだあの歌 なんてことのない言葉 気の抜けたぬるい炭酸 喉をつかえてる たった4秒でいい 帰ってきてよ ふたり消えよう? ねえ 見上げれば夏の花 君も眺めてるかな 赤い一輪の花に 違う未来へ伸びる影 にやけてる君の頬 忘れちゃわないように まだ萎れていなきゃいいな 簡単に届きませんように 4秒だけ君と 4秒だけ君と 生暖かい空でした ふわりと香ってきました 記憶を焦がす様な 火薬の匂い 胸に棲みついてしまった 平和を喰らう魔物も可愛くみえたよ