日曜日 光る 昼下がり ひんやりとしてる この玄関 あなたの大きな靴がある なんとなく はいてみた かかとが たくさん あまって ブカブカで 足首に 小さな風が吹いてる あなたとわたしは違うのね はっきり感じた この瞬間 胸につかえてた 角砂糖 やっと とけだした フフ それから ひっそり 足踏みしていたら あなたに 包まれて いるみたいで 大きな靴で歩きたい あなた笑うかしら 二人でわがまま言いあっていたいな ときには 水たまりに入っても 大きな靴をはいてたら きっと平気でしょう 大きな靴は行く先を 知っているのかしら あなたとわたしは違うのね こんなに重たい靴だなんて ゆっくり道草してもいい 新しい歌を歌いましょう