豪華絢爛な2000年代アメリカの最大のヒット・ソングTOP20。アッシャーを筆頭にR&Bとヒップホップが多くを占めるディケイド。例外とされるアクトはニッケルバックやワン・リパブリックだが、後者にしてもティンバランドとのコラボレーションである。客演を迎えた楽曲はデュエットが流行した1980年代超え。2010年代につづくスターたちのクロスオーバー文化が花開いた年代と言えよう。ブラック・アイド・ピーズやアウトキャストなど、バラード・ブームの1990年代よりもアップテンポでスピーディな踊れるトラックが支持された側面も指摘されている。ちなみに、チャート・トップにてR&Bとヒップホップを邂逅させたBillboard女王マライア・キャリーは1990年代と2000年代通してディケイド最大のヒット・ソングを輩出した。
※2014年Billboard発表参照
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