眠らぬ街 東京の暗い路地裏で ビタミン臭ぇ真っ黄黄の しょんべんたれりゃ どっかの馬鹿っ面の男が 電信柱の影から やりきれない程悲しい瞳(め)で 俺(ひと)をみつめやがる ねぇ 優しさが そこにあるんかなぁ ねぇ 恥じらいが そこにあるんかなぁ だから もう放っといてくれ 祭りぢょうちん 灯は消えた だから もう帰ってくれ ぶら下がり生きる者たちよ 空に吠えろ 風にうろたえるな 火よりも熱く 水にのみこまれず 土をしっかり 踏みしめて 空に吠えろ 風にうろたえるな 火よりも熱く 水にのみこまれず 土をしっかり 踏みしめて <♪> 眠らぬ街 東京の暗い路地裏で 朝の光が塩っ辛い涙を 照らし始めるから 並べったてたごたくより そっと拭いてやりなよ 一人で生きて行ける程 偉くもないだろうに ねぇ 淋しさが そこにあるんかなぁ ねぇ 傷つくから 人間なんかなぁ だから もう蹴っ飛ばしてくれ 晴れ渡ったいつかの空へ だから もうわびないでくれ ぶら下がり生きる者たちよ 空に吠えろ 風にうろたえるな 火よりも熱く 水にのみこまれず 土をしっかり 踏みしめて 空に吠えろ 風にうろたえるな 火よりも熱く 水にのみこまれず 土をしっかり 踏みしめて