この世の中に愛せるものなんて一つ も無いから 会うもの全てに爪を立てていた この世の中に信じれるものなんて一 つも無いから 苔の生えた地蔵を椅子がわりにした どうやら僕はきっと寂しかったみた いで 洞窟の中に辺り一面の水溜まりがで きた 僕のどこが恐ろしいんだよ ただ普通に生きてるだけなのに テディベアはあんなに可愛いのに何 でなの この世の中に面白いものなんて一つ も無いから 笑えないよ それでもいいや この世の中に癒されるものなんて一 つも無いから 洞窟の中 地響きを立てていた どうやら僕はずっと街で暮らせれば いいと 思いを寄せている何度でも手紙を書 いて ビンに入れて蓋を閉めて川に託して 返事を待つの だけど人には読めない字 伝わらないよ どうしよう 流れ星にお願いをして願いが叶いま すように 魔法使いが現れて僕に魔法をかける の ついに僕は待ちに待った人間になる ことができたよ 川に映る僕の顔を見て笑うことがで きたの 街の前に立っても怖がられないなん て奇跡だね 嬉しすぎて気がついたら君を抱き締 めていたんだよ