蒼色の街 揺れる船艇 砂礫巻き上げ 進む海の深淵 風化した場所 在りし日の声 忘れ去られた憂いと悲哀のメロディ どれほど潜れば分かち合えたのだろ う 遠く彼方へ 赤い日が沈む どんなに願っても叶わない未来で淡 い夢を見ていた 逃避行の果てに辿り着く世界に灯り を求めてしまった 「どうして」と問う声が 海底 2万マイルに響く 蒼色の街 唸る船艇 雷鳴響く 嵐をくぐり抜けて 背負う過去の代償 宿命の合図 足跡のない岐路に苛まれている どれほど潜っても解らない 解りようもない 寄せては返す波音 続く この暗い海で分かち合えたのなら 遠く彼方で 長い夜が明ける どんなに願っても叶わない未来で淡 い夢を見ていた 逃避行の果てに辿り着く世界に灯り を求めてしまった 「どうして」と問う声と 沈みゆくフロンティア 最後の答えが 海底 2万マイルに響く