さりげなく連絡を送るための 考え抜かれた理由は使い切ったし 逆さにして絞り出したような僕じゃ 案の定君には足りなかっただろう 「唯一のお揃いだね」と おどけた手がカゴに入れてた シャンプーを 変えられずまだ使い続けてる 流してしまった言葉を 床を濡らし弾ける幸せを なけなしの素直でつかまえれば 良かったね ごめんねまだ覚えてる ちゃんと洗って落とすから 綺麗なとこが残らないように 何でこんな時に限って 僕の髪から君の匂いがすんだよ どうせ今頃どこかの誰かと いい感じのやり取りをしてるはずだ ドライヤーを後回しにしてた君だ 僕にも乾くまで時間はあったかな 最近シャンプーを変えたよ 使うたびに合図もなしに 傷んじゃって 馴染まない日々をただ過ごしてる そうか、代わりはいくらでもあって それを君は見つけたんだね じゃあもうさよならだね 「幸せでいて」なんて嘘っぽいかな 流してしまった言葉を 床を濡らし弾ける幸せを なけなしの素直でつかまえれば 良かったね ごめんねまだ覚えてる ちゃんと洗って落とすから 綺麗なとこが残らないように 何でもうやめたっていうのに 僕の髪から君の匂いがすんだよ