あの角を右に曲がってたら あの朝だるがって二度寝をしてたら 今日は誰かのものになって それすら知らずにいるんだろう 出来るなら嫌われたくないし 説明書かなんかをくれたなら 空気をちゃんとよんだふりをして それなりをこなしていけるのに そのしわ寄せも幸せといつから 呼べるようになったのだろう きっとどこか欠けてたり 似てるようで同じなんてないから あなたが選んだあなただから 代われないかけがえがある 目に見えないし触れもしない 雑に扱ったって構わないものを 必死に庇ったりたまに離れたり その距離に名前をつけながら たまの苦しさも愛くるしいと ひとりじゃわからないから きっと無理やり合わしても どこかに隙間ができたり 傷付き気付いたあなただから 奪えない優しさがある 誰がいなくても何がずれていても 今がないとするなら 過ぎ去ったあの人も過ったあの日も いつか許せるさ きっとあなたが選んだそのあなたは 間違いじゃないから 弱さも素直も委ねられる 互いが寄り添い合って ふたりだけの間になる