有り金はたいて引っ越して やっと今日が3日目/ 荷物放り出せば ただ長い 風のない午後/ 今の僕は間違ってないさ 言えばあなたの後ろ姿が/ どうしてか心のなか浮かびます/ 現実というダンボールに 入り切らない将来を/ とにかく抱いて走る 事が生きるっていうことでも/ 日々のくだらなさに立ち向かえば あなたと酒を飲む暇もなく/ はじめて手紙なんて ヤツ 書こうかと/ 珍しく仕事を休んで 連れていってくれましたね/ 魚拓だってとろうなんて あの日意気込んでたのに/ あなたはグズる僕と釣竿と 水筒を背負って/ 荒れてない海へまた 来ようと笑った/ 30年後の僕と あなたの姿がダブる 鋼のように強い背中が やさしくなるためには/ 何に耐えればいいのか 何を捨ててはいけないのか/ かすかだけど今 わかる気がするよ/ こんな風のない午後でさえ 世界は回り続けて/ 残された未来をチクタクと 季節がはじき続ける/ 前より広くなった分だけ ガランとしたこの部屋から/ また立ち向かって 行くしかないのでしょう/ 自分に立ち向かうしか ないのでしょう/ この手紙あなたに 出せる時が来るまで/ この手紙あなたに 出せる時が来るまで
