風景画に溶け込んでいたくて 主役じゃ もう なくてもいい タバコの3口目にでも ふと君も思いかえして なんで今更 思い出せるの 君の好きだった映画や 小説のエンディングを 君の好きな淡いエピローグに 僕だけがとりのこされて 時計の針が2時を告げた なんでもない時間の隙間に 縒れた君とのページが 今もまだ風に吹かれてる 枯れ葉の積もった路地 いつか君とみた映画の エピローグのようだね なんで今頃 思い出すのさ 二人で見てた映画のような 夢のエンディングを あっけないんだね、現実の物語は 僕だけがとりのこされている 君のエピローグの中に 僕はもういない 僕が君を思い出すたびに 君はまたページをめくる エンドロールはとうに 流れ終えたのに なんで今更 思い出せるの 君の好きだった映画や 小説のエンディングを 君の好きな淡いエピローグに 僕だけがとりのこされて
