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アマリリス、朝焼け。

Track byRiez

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  • 2023.03.18
  • 3:57
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歌詞

眠気で潤んだビー玉越しの朝 不意に頬と首に触れる春の息 いつからだっけな 愛しいと思ったのは 寝返りを打つ街の喧騒を 雨上がり湿った香りが 懐かしいだとか 消えかけの朧月が温かいだとか 主観的で独断的な君らのレンズを いつだっけ 覗き込んだのは 通り過ぎるのが普通になって 足元のマンホール 目もくれずに 気がつけば深呼吸の余裕さえ 寄り道する間もなくなって それほんとだっけ 偶然が交差した 誰の記憶にも留まらない 瞬けば 忘れるくらいのなんともない光景さ 花びらの雨粒に乱射する朝日の雫 こんな無価値な奇跡こそ 僕はきっと綺麗と思いたい 曲がり角進んだ先に出会う雨の跡 気の所為かこもったように鳴る 鼓動の音 くしゃみすれば消えるようなそんな 一瞬を 見れたのは きっと僕だけだ 今朝も息を目一杯吸い込んで 胸の淀み堪えるため息を止める 靴の紐が解けそうになっても 気づかない振り そんな急ぎ足でどこ行くの 空を見つめれば蒼に沈む小さな僕ら 瞬けば過ぎる生命の交差点の真ん中 繰り返すことない歴史とも 言えないほどの そんな刹那の出会いを 僕はきっと愛しく思いたい ここにいるのはただの気まぐれ いつも通りが嫌になっただけ そんな偶然の連鎖を僕はきっと 忘れるだろう でもさまたいつかここで立ち 止まるんだろう 偶然が交差した 誰の記憶にも留まらない 瞬きも忘れるほどの眩しい いつも通り アマリリス、朝焼け、 雨粒の滴る香り こんな無価値な奇跡こそ 僕はきっと綺麗と思うんだ。

このアルバムの収録曲

  • 1.アマリリス、朝焼け。
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