映画のワンシーンのように 美しく見える日々を 思い出さないように 必死に上書きしては ふとした瞬間にまた あの日に合うピントが 心に触れ苦しくなる 仕草ひとつとってみても いつの間にか移ってしまってた みたい 君のいない世界は今 色を無くしているのに あと何回眠れぬ夜を 超えれば僕は君にたどり着けるの あと何回この手を伸ばせば 君に触れることが出来るのだろう 限りない夜を超えて 今、今 会いにゆく 変わりゆく季節は 置いてけぼりな僕を 横目に見ながら 淡々と進むの 純度100%君への想いは 積もり積もって 声の成る場所へ 今日の為に 温めていた 想いは今、喉元を伝って 口を開けば 溢れてしまいそう だから今 あと何回眠れぬ夜を 超えれば僕は君にたどり着けるの あと何回この手を伸ばせば 君に触れることが出来るのだろう あと何回どんな言葉を 口にすれば僕ら巡り会えるの あと何回この手を繋げば 僕ら共に生きる世界へ行けるの 限りない夜を超えて 今、今 会いにゆく