孤独を飲んで 痛みを知って 弱さを吐いて 強さを飼った それでもまだ 1人はぐれた 世界の隅で 孤独を抱いて 今日も歩く 痛みでさえも 冷え切るほど 深い闇夜の 真ん中で 背負ったものの大きさに 押しつぶされそうな今日に それでも明日を願っている だから今日も 孤独を飲んで 痛みを知って 弱さを吐いて 強さを飼った それでもまだ足りなくて 差し伸べられた手さえ振り払ったんだ 底に残ったのは 弱さだ 孤独でさえも 強さを生む そう言い聞かせ 今日に縋る 騙し続けた この心が 軋む音にさえ 目を向けずに 縋ってしまえば手放せないと もろくなる自分を恐れて 鏡に映る虚像を塗りつぶしてはまた壊してく そうして見えなくなった貴方に 寄りかかることはもう出来ない 孤独を飲んで 痛みを知って 弱さを吐いて 強さを飼った それでもまだ足りなくて 差し伸べられた手さえ振り払った それでもまだ足りなくて 貴方の心さえも売り払った あなたの痛みでさえも殺した もうすぐ夜が明ける