汗ばんだ頬を撫でた風が 変わりゆく今日の夢を問う この花が散って終わる前に 明日よ 明日よ 行かないでと 駆け出したように思った足は 過ぎ去りし今日に溶け込んでいく あの夜願った理想だけが ふわり ふわり 宙に舞った あぁ どうでもいいじゃんどうでも いいじゃん こんなもんのどこが大事なんだ 馬鹿にされることが怖くて 自分を殺すことすらできなくて 君の声も僕の声も 全部全部全部宝物だっただろうが なのにどうして逃げようとするんだ なぁ ほら聴けよ 僕らの番だ 空に落ちて 逆らっていく 栄光は 僕らのもんだ 雲を裂いて 想い出させてくれよ 臆病だった僕は無意識に繕った 言葉を並べていた 「誰からも嫌われませんように」 そんなのあり得ないだろう 躊躇った言葉をすっと吐いて 変わりゆく今日の夢を探す この花が散って終わる前に 明日を 明日を 見つけ出すよ 見つけ出すよ 見せかけのもんも全部消して 偽ったもんも全部消して 嘲笑うもんも全部消して あばよ なぁ ほら聴けよ 僕らの番だ 空に落ちて逆らっていく 栄光は 僕らのもんだ 雲を裂いて 想い出させて なぁ聴けよ 僕らの番だ 空に落ちて 逆らっていく 英雄は 僕らの方だ 雲を裂いて 咲き誇らせてくれよ なぁ聴けよ 汗ばんだ頬を冷ます風に 変わりゆく今日の夢を語る この花が散って終わるまでは 「明日へ行くよ」と呟いた