ねぇだから グッバイそうグッバイ そうグッバイ猫背 ほんのちょっと綺麗なもんを 吸いたくなったんだ 人影に隠れて ヘッドホンをかける やけに重いリュックが 今日も僕の背を曲げる 人混みに紛れて 青信号を待った 色が変われば進む なんて簡単な世界だ でもどれだけ歩いたって どれだけ迷ったって ガムが媚びりついた地面が 見慣れた景色になっていた ねぇだから グッバイそうグッバイ そうグッバイ猫背 ほんのちょっと綺麗なもんを 吸いたくなったんだ だからグッバイそうグッバイ そうグッバイ猫背 ほんのちょっとちょっとだけ世界を 広げたくて 人波に揃えて 生きてきたはずだった 薄汚れたリュックは 今日も実は空っぽさ ひとりでに迷って 赤信号を待った 足を止めた理由を 何かの所為にしたかった でもどれだけ祈ったって 雲一つ裂けなくて いつか僕を差した光に 眩しいなって言い返したい ねぇだから グッバイそうグッバイ グッバイ猫背 ほんのちょっと青い空を 見たくなったんだ だからグッバイそうグッバイ グッバイ猫背 ほんのちょっとちょっとだけ世界を 広げたい 間違って背伸びをして 大きくなったふりをした 間違いが怖くなって 解ったようなふりをした 見上げるだけで良かったんだ 見返すだけで良かったんだ 僕のこの場所で ねぇだから グッバイそうグッバイ そうグッバイ猫背 ほんのちょっと胸を張った僕を 見てくれ だから グッバイそうグッバイ そうグッバイ猫背 ほんのちょっとちょっとだけ ほんのちょっとちょっとだけ 世界を広げたくて